質疑応答回3

マシュマロ→茅野にマシュマロを投げる | マシュマロ Q24.本を読むスピードは早い方ですか? A24.あんまり人と比べたことないですが、遅くはないと思われます。でも読んだ端から忘れていくので(それは読む速度に限らず)、覚えておきたいものは何度も読むこ…

質疑応答回2

マシュマロ→茅野にマシュマロを投げる | マシュマロ Q16. 在宅勤務とのことでしたが、仕事に集中する・退勤後にしっかり休む・オンオフを切り替えるためにおこなっていることなどありますか? A16. これは私も悩みどころで、ぜひ良い案があれば教えて欲しい…

質疑応答回

マシュマロを設置したところ質問などをいただいたので、すでにキャスなどで答えたのも含めて回答します。昔のプロフ帳文化が大好きで、答えを考えるのは結構楽しかったりする。でも匿名だからといって悪口を入れてくるのはダメです……。短い人生の時間をもっ…

2024年1月2月の日記

1/1 Mon 午前中いっぱいだらだらして、昨日の残りを食べ、まただらだらする。寒空の下自転車を漕いで帰るのを見送る。蟹鍋があるというので、実家に食べに行く。泊まれるようにもしていたが、地震のテレビがずっとついているのも父親がいるのも落ち着かず、…

2023-12-31(年末/まとめ)

もうまとめの季節。Notionで日記を書いていたのと、仕事に飲み込まれたりして全然文章を書こうという気になれず(ただしくは、書こうとは思うが書くまでのプロセスが非常に億劫で)、半年も放置していた。振り返ります。 本 映像 音楽 買ったもの 各月かんた…

2023年11月の日記

2023/11 | Built with Notion 11/1 Wed 11月とは思えないぽかぽか陽気。午後から出社する。駅のホームで彼氏に遭遇して、頭をなでなでしてもらってから会社に行くのはなんだか背徳感があってよかった。オフィスは人が多く、席を探すのに苦労する。帰りは待ち…

2023年10月の日記

2023/10 | Built with Notion 10/1 Sun 父の運転する車で軽井沢へ。車移動は寝れるし楽で良くなってきた。荒川修作+マドリン・ギンズ「意味のメカニズム」展@セゾン現代美術館。駐車場が道端のちょっとしたところでわかりづらい。展示は不親切と噂されていた…

2023年9月の日記

antique-bicycle-5ae.notion.site 9/1 Fri 出社、といっても午後の比較的電車に人の少ない時間に移動しているため負担は少ない。同期らに会ったがなんだかひっきりなしに喋っており、うるさい。赤見かるびがうるさいなあって言った例のシーンがあったが、あ…

2023年8月の日記

antique-bicycle-5ae.notion.site 8/1 Tue 朝からお腹の調子が悪く、さらに昼にカレーを食べたので打撃が加わる。カレーは味はいいのだけれど身体ダメージが強く、わりと苦手な食べ物になりつつある、(←昼時点ではこう書いていた)夜までお腹が壊れたままだ…

2023年7月の日記

※notionで書いていたものの転載 antique-bicycle-5ae.notion.site 7/14 Fri 仕事が比較的少なく、計4時間くらいで与えられたものを終えた。これは河野咲子さんの「走り書き日記」を読んで私もやりたい!と始められた。Notionに書く形式は丸パクリしている。…

2023-06-04

ひさしぶりに胴体に発疹が出て、疲れているのだなと思う。よく考えてみれば、入社以来驚くほどの閑さだったのに、5月になって急に忙しくなり残業も30時間程度あり(まあ同業種の他の会社に比べれば少ない方だろうが)その疲れも妥当である。このあいだ買った…

塔と象

こんな夢を私は思い出した。 先の見えない薄暗い廊下を歩いている。なにか塔のような高さのある建物だがひとけはなく、コツコツという自分の足音だけが高い天井に反響している。歩き続けているとやがて分厚い布張りの扉の前にたどり着く。どれくらい歩いたの…

2023-05-06(ポンヌフ/一晩中/読んだ本)

日が落ちているのに明るくて夜明けみたい、とか話しながら満月に近い夜の湖にかかる橋を歩いていて、世界がこれで終わったらいいのにと『ポンヌフの恋人』を思い出しながら思っていた。四月は後半から思いがけず強制出社させられ、しかしそこに全く合理性が…

2023-04-07(チャパーエフ/模倣された幻影)

四月に入って仕事があるかと思いきや、おおむね暇な一週間だったので、さいきん読んだ本のことでも。チャパーエフと空虚/ぺレーヴィン:年末あたりに『巨匠とマルガリータ』を読んだとSNSにあげたところ、ぺレーヴィンもいいよ!とすすめてもらった。おなじ…

2023-03-31(私の領分/これは愛の行為だろうか)

年明けから体調を崩したり恋に邁進しているうちにすっかり春で、3月は一度も書けなかった…となりたくないので滑り込ませる。頭がぼーっとしてしまうような恋愛もいいけれど、頭が高速回転する恋愛はもっといいものだと思う。高速回転の結果ツイートが多くな…

2023-02-24(揺さぶる/距離/振り返る)

「距離ってありがたいものだよ」 「そうか……」 「たぶん、そろそろ行かなきゃ。せっかく来てくれたのに、私ばっかり話しちゃったね」 「いいよ。正直俺、ここで何話していいか全く判らなかったし。今の話、ちょっと面白かったよ。ふふ、まさかここで怪談を聞…

2023-02-05(神の孔/醒めた)

いつもいつも同じところをぐるぐると巡っている。2019年の日記やツイートなどをみても、みずからの死に向かってしまう気持ちは同じ質のもので何も変わりがない。 「自殺なさるんですか」と、私の住んでいた小山の多い住宅街で、そんな小山に沿った道を歩いて…

2023-01-27(湯/喩)

「何ひとつ怯えずに君が眠っていたらいい、とか、何度でもやさしい夢だけみてていいよ、とかそういう愛の形態が美しいと思う」と2021年10月27日にツイートしていた。どちらもplastic treeの曲の歌詞だ。セカイ系的世界観ともいえるかもしれないが、いろいろ…

2023-01-16(石切場/本当の事)

「それでは、きみのいわゆる本当の事をいった人間は、まったく出口なしというわけかい?」とたじろいで僕は折衷案を提出した。「しかし作家はどうだろう。作家のうちには彼らの小説をつうじて、本当の事をいった後、なおも生きのびた者たちがいるのじゃない…

2023-01-04(無感覚/非寛容)

朝マドレーヌ食べて味ないのに気づいたんだけど、感覚や思い出を引き起こさない逆プルーストだ!と思いました 茅野(@mizuumis)のツイート 1月3日 ツイートオブザイヤーを早々にだしてしまったかもしれない。本当に1/3が賞味期限だったアンリシャルパンティ…

2023-01-02(発熱/黒猫)

大晦日の夜から発熱し、最高38.6℃程度の熱を出しながら正月を迎えた。そのとき電話をしていたので熱でぽやぽやしながら喋ることとなった。紅白とかそういう年末年始の番組はなにもみていない。弟が27日あたりからコロナになっていたし、気道のあたりが熱くて…

2022-12-30(年末/まとめ)

年末まとめの季節。私のまとめは今年出たものではなく今年受容したものです。 本 映画・アニメ 音楽 買ったもの 各月かんたんまとめ 本 読書メーターの本棚はこちら。今年は再読含め142冊しか読めておらず、すくない。 ・プルースト『失われた時を求めて』:…

2022-12-19(光る/孤独/アレゴリー)

はてなブログが記事の真ん中に広告をいれてきて最悪って言ってたら本日のブログみたいなのでピックアップされて読者が増えました。 今年は街のイルミネーションをみたり、クリスマスカードを貰ったりして、クリスマスのわくわく感をよく味わっている気がする…

2022-12-11(纏うもの/神様の)

ほとんど動かなかったのか、寝る前に抱いていたぬいぐるみがそのままの位置にいた。イヤホンもしたままだった。死ぬ前にぬいぐるみとともに棺に入れてほしいって書いておきたい。在宅勤務のありがたみを冬になってかみしめている。いつまでもベッドにいたい…

2022-12-05(造花/閃光)

寒い。暖房はあまり好きじゃないから布類を重ねたり電気毛布で暖をとっている。電気毛布+コストコの分厚い毛布で結構暖かい。なんかやっぱりどうしても沈潜してしまう感じがあるので歌を歌いながらスプラトゥーンしてた。本当はゲーム音聞いた方がいいんだ…

2022-12-04(勝手に逃げろ/冬/見逃し)

人付き合いについて考えるところの多い日々だった。妙な具合に外向的な気分になっており、人に話しかけられたり話しかけたりすることを厭わなくなっている。突然かかってくる電話は相変わらず苦手だけど、夜に時間を約束して話すことの独特な心地よさがある…

ジュディス・バトラーにおけるジェンダー・メランコリーの系譜学④

前回まで はじめに 第一章 第二章 第三章 バトラーのメランコリー論の展開 3−1. 幻想的同一化 バトラーの著作のなかで、精神分析的な同一化やメランコリーの理論と、ジェンダー・パフォーマティヴィティの議論は一見あまり噛み合っていないように思える。…

ジュディス・バトラーにおけるジェンダー・メランコリーの系譜学③

前回まで はじめに 第一章 第二章 バトラーのフロイト批判 2−1 法の遡及的効果としての「気質」 『ジェンダー・トラブル』*1の第二章第三節、「フロイトおよびジェンダーのメランコリー」において、バトラーはフロイトのメランコリー論を検討する。フェミ…

2022-11-27(名前/受容/愛の病)

イーロン・マスクがTwitterを買収してからにわかにTwitter終了の気配が人々の間に共有されてきているが、果たしてどうなるだろう。高校生になったタイミングでスマホを持って、ツイッターもインスタもそのときからやってたけどツイッターが特別なのはかやの…

ジュディス・バトラーにおけるジェンダー・メランコリーの系譜学②

はじめに 第一章 フロイトのメランコリー論 1ー1. 喪とメランコリー バトラーがメランコリーに注目するのは、他者を自我のうちに内在化させるというメランコリー的同一化(identification)のメカニズムが、ジェンダー・アイデンティティの形成に関係する…