朝マドレーヌ食べて味ないのに気づいたんだけど、感覚や思い出を引き起こさない逆プルーストだ!と思いました
茅野(@mizuumis)のツイート 1月3日
ツイートオブザイヤーを早々にだしてしまったかもしれない。本当に1/3が賞味期限だったアンリシャルパンティエのマドレーヌをかじったら、レモンの香りがするのに味がない!となり順当に味覚障害となったのでした。このときは嗅覚があったが今はそれも失い、しかし鼻呼吸はできる程度に鼻詰まりは解消されたので本当に感覚だけがなくて変な感じ。プルーストは共感覚的な描写が多いといわれているけれども、共感覚というよりは描写の中で類似・隣接したものや言葉を配置しているためにそう解釈されてしまうというのが正しい。と、ジュネット「プルーストにおける換喩」に書いてあった。プルーストについていろいろ読み直したりしていて、それは書きたい文章があるからなのだが、なかなか難しいし身体も本調子というわけでもないので間に合うのか不安になっている。
さいきんは大きめのdiscordサバにツイートみたいに書き込んでいる。ツイッターよりクローズドだからかわりと居心地がよく不快なものを見るということもない。なにかネガティブなことを吐き出してもスタンプを押してくれる人が多く、人の温かみを感じている。
自分も不用意な言葉選びをしていることがあるだろうに、人から向けられた言葉に寛容になれずいちいちひっかかってしまう。意図と出力された言葉は違うのかもしれないが、そういう言葉になった以上もうどこかで拒絶の反応を示してしまう。ちょっとは人間関係の作り方がわかってきたかと思っていたがそうでもないらしい。毎年年明けから誕生日くらいまでは気持ちが沈んでいる。
無料公開されていたブレッソン『白夜』をみたらやっぱりとても良く、こういう映画だけ見ていたいと思った。こういう映画というのは、静かな愛の映画のこと。『やさしい女』もよかったし、ドストエフスキーとブレッソンの相性が良いのかもしれない。あとは、アニメの『灰羽連盟』をみて泣いていた。
なんかぐったりしていたら休みが終わってしまったが、仕事はほどほどにしつつインターネットもほどほどにしつつ、考えるべきことを考える。