2023-12-31(年末/まとめ)

もうまとめの季節。Notionで日記を書いていたのと、仕事に飲み込まれたりして全然文章を書こうという気になれず(ただしくは、書こうとは思うが書くまでのプロセスが非常に億劫で)、半年も放置していた。振り返ります。

 

後半かなり失速したために、読んだのは100冊程度になった。年々減っている…。読書メーターの本棚はこちら→茅野さんの本棚 - 読書メーター

金原ひとみの小説全般:古本屋で買った『マリアージュ・マリアージュ』をきっかけに今更ながら金原ひとみの良さに気がついたのが、今年6月あたり。それから偶然にもユリイカで特集されたり、世間的にも注目度の高い一年だったっぽい。『マリアージュ〜』は、要素としてはかなり江國香織に近いものを感じ、金原ひとみのなかではおとなしい方の小説だったと思うが、それがむしろきっかけとしてよかったのかもしれない。恋愛小説を読むことの楽しみを思いださせてくれた。

町屋良平『恋の幽霊』:日本語恋愛小説のなかで、かなりすごいことをやっているものだと思う。金原ひとみもそうだが、恋愛自体が陳腐な物語なので、恋愛小説を陳腐でないように書く、というのはとても技量のいることである。

ルネ・シャール詩集 評伝を添えて』:今年はなんとなくツェランとシャールをいくつか読んでみたが、シャールの鋭利さが好きだった。全集をクリスマスプレゼントにもらった。

ケイト・ザンブレノ『ヒロインズ』:今年はSNSで日記が流行ったような印象があるが、この本では、筆者の不安定さがSNSでの承認ではなく、作家の妻たちへと向けられていく。私もこれを本の形として読むことで、二重に体験するようだった。

 

映像

バフティヤル・フドイナザーロフ『ルナ・パパ』:『君たちはどう生きるか』が公開された今年だが、断然こちらが良かった。といって比べるものでもないかもしれないが、ファンタジックな物語、飛行機のモチーフなど共通点があった。しかしなにより「母」という現実の描き方において圧倒的に優れたものだったと思う。

ファスビンダーマリア・ブラウンの結婚:めちゃくちゃかっこよかった。

コードギアスシリーズ:全50話を一気に見た。主人公が賢い物語好き。

 

音楽

去年と同じく、あいかわらずプラ、ノベンバ、ピープルばかり聴いていて、しかも3バンドとも新譜の出た年であった。そしてそれぞれライブにも足を運んだ、最高だった。

麓健一『3』はてなブログで知り、「ヘル」をじっと繰り返し聴いていた。CDを買ったのはこれだけだ。

zzzaam『siesta』:気持ち良いのでよく聴いていた。

 

買ったもの

本棚:白くて大きくて頑丈な本棚を探していたが、shiraiの本棚は良かった。山善の回転式本棚も、文庫がたくさん入ってよかった。今手持ちの本がこの二つにわりとぴったり収まっており、増えたらどうしようかなとは思う。

ほぼ日weeks:ほぼ日ができたころから、私はほぼ日界隈を眺め、いろいろな手帳の使い方をみては、微妙に高いし、、と見送ってきたのだが、ついに。weeksは細身ながら結構たくさんのことがかけて、ログとしてはこれ一冊にまとまる感じになった。

inspic:手帳に写真を貼るとやっぱり記憶のフックになるので、これで手軽にぺたぺた貼れるのがよい。

スキンピールバー(黒)洗顔料で長年の毛穴悩みが軽くなるとは思わなかった。もう手放せない。

Diorのコンシーラー:カバー力あり、よれず、汚くならないコンシーラー。

Lakaのフルーティグラムティント:108と120番がよかった。匂いも良い。

:まだまだロリィタ服には飽きていない。BABYのベビド白黒、MILKのコート、Pina sweet collectionの半袖ジャガードワンピあたりが買ってよかった。

青汁:消化不良と便秘で夕食後よくお腹を痛くしていたが、難消化性デキストリン配合の青汁を飲むと、腸環境がかなり改善されたっぽい。美味しくて飲みやすいし、続ける。

 

各月かんたんまとめ

1月

プルーストについての文章がかけて良かった。

2月

sと付き合うことになった。ここからほぼ毎週甘いものを外で食べる生活が始まる。

3月

恋で忙しなかった気がする。

4月

出社が何回かあり、嫌だった。ノベンバきいた。

5月

sの家に行ったり神保町ブックフェスティバルに行ったり。

6月

初めてTOEICを受けたり相変わらず甘いものを食べたり。

7月

プラの痣花リリース。ピープルのライブと青葉市子のライブに行った。

8月

母方の祖母が亡くなる

9月

紙博に行った。長い夏だった。

10月

軽井沢旅行に行った。暗黒になった。原神をはじめてハマった。

11月

引っ越しをした。今年の目標達成。

12月

ノベンバのライブに2回もいけた。プラの年末公演にも行った。

 

労働と恋愛の一年だったかもしれない。来年の目標は、労働と酒にのまれない、です。一人暮らしを安定させて、もっと読んだり書いたりしたい。