2020-02-01から1ヶ月間の記事一覧

2020-02-29(バロックと女性/関連)

トレンチコートだとまだ寒い。春休みに稼いでおく計画が危うくなっているので節約…というふうにはあまりならない。書籍代がかかりすぎていることは承知していて、解決策としては書店に行かないということしかないけれども、書店以外あまり行くところがないの…

2020-02-27(aiko的情緒/破滅者/鬱病的時間)

前の日記にaikoを聴いていると書いたけれど、今のiPhoneにはaikoの詩。しかはいってなかったのに、その後サブスクが解禁され、ずっと聴き続けてたら情緒がおかしくなってきた。こんな非常事態なので(今のところ生活に何の変わりもないが、学校が休みになる…

2020-02-24(失われた時/バニラ)

ところで本を読んでいるときの意識は、私自身の内部の最も深いところに隠されている渇望から、目の前の庭のはずれで視界を限られたおよそ外的なものの姿にいたるまで、さまざまな状態を同時にくり広げるのであるが、その状態によって彩られる一種のスクリー…

2020-02-19(SUQQUの女/女の本/モロイ)

「フェミニズムに出会う」という表現がよくわからない。考えていることが「フェミニズム」と名付けられていた、ならわかる。「どんなにミスがあろうとわたしはアクティビストを絶対的に支持する、わたしにはかけらもないその膂力を」という瀬戸夏子の言葉を…

2020-02-10(バロック/ライプニッツ )

出るつもりだった本番にはやっぱり出られなかったので、ひたすらひきこもり本を読む日が続く。しかし何となく漫然と読んでいるだけなのかもしれないという恐怖が付き纏うので何らかのメモを残しておく。 ●坂部恵『モデルニテ・バロック』(哲学書房、2005年…

2020-02-07(誕生/春になったら)

とうとう二十歳になってしまった。 今年も目白のエーグルドゥースのケーキを自分で買いに行って食べる。しかし食べだすと憂鬱になってくる。誕生日が楽しみだったときもあるはずなのに、年齢を重ねることの恐ろしさなのか、去年と今年はめちゃくちゃになった…

2020-02-02(作者は死なない/両性具有)

急になんの制約もない空白の時間に放り出されると逆に何をしたらいいのか分からなくなる、ということは往々にしてある。 小説を読む上でつい考えてしまうのが、なぜとても好きなものととても嫌いなものが分かれてしまうのだろう、なぜ女性作家の小説の方を好…