2019-01-01から1年間の記事一覧

2019-03-07

自然と嘘をついてしまうことが多い。知らないことでも知っているふりをしたり、8時間寝たのに4時間しか寝てないと言ったり、大して面白くなかった映画を面白かったと言ったり。 それは全部ほんとうの自分を隠して、そう思われたい自分を上塗りするための嘘。…

2019-03-04

『キリスト教講義』を読み終える。 たとえば西洋の古い歌を歌うとき、歌詞を読むこともそれを日本語の意味に当てはめることも音符を拾うこともできるけれど、キリスト教がわからない、ということが曲への理解を大きく阻んでいると思っている。そもそも神を信…

2019-03-03

『ホリー・ガーデン』のなかに、静枝が雨の日のプールで背浮きになって天井のガラスに雨が降る様子を眺めている描写があった、わたしはその光景を言葉を通してはっきりとみているのに、本のなかを探しても該当箇所は見当たらない。 日曜の雨の日のプールは予…

2019-03-01

反芻する みんなのことを見下してそのくせ認められたい傲慢さと卑屈さを改めて指摘される、そんな傲慢さも愛してほしいと縋る醜さも焼き殺したい 松浦理英子が書く女の容赦のなさが好きだけど、現実にあそこまで徹底して強くなることはできるだろうか たとえ…

2019-02-28

もう二度と会うことがないとわかっている人に会いにいく。暗示めいた雨で前髪は潰れる。想定されていた会話はひとり言に終わる。なにもかもを、終わりにしたい。眼差しの中にある像と実存は二重螺旋を描き、彼の中で輪郭をうしなう。なにもかもを終わらせる…

2019-02-27

過去への清算をする2日間、自分を励ますために化粧品を買ったりタピオカを飲んだりする。 西野七瀬ちゃんが乃木坂46を卒業した。 なぁちゃんはたぶん今まででいちばん夢中になった女の子だ。アイドルは最初から笑っている。笑うことは媚びることで、アイドル…

2019-02-21

連絡したいと思っていた人に、うまく電話できたのでスプリングソナタをくちずさんで帰る。 でも次会うときが本当に最後だということに気づく。

2019-02-20

あ、ひなたくさい。ひなたぼっこしている猫はいない。 岡上淑子展に行く。コラージュは誰でも出来そうな気がしてしまうけれど誰でもできるからこそセンスがはっきりとでる。初期はシンプルなパーツの少ない作品。エルンストを知ってからは背景にも写真を用い…

2019-02-18

しばらくさぼっていた集まりに、土日連続で行った。無断でさぼっていたのにみんな温かく、髪切ったね、生きてた?と声をかけてくれる。 3日くらい本も読めてなかったけど今日は割といい調子。今年250冊くらい読むのが目標で、そのためには月20冊は読まなきゃ…

2019-02-15

医療脱毛2回目。ちょっと熱くて痛いけど待たされないしあと2回やれば毛は永久に生えてこなくなるのかと思うとうれしい。 ネットで調べて狙いをつけて財布を買いにデパート行った。店員に値踏みされている気がする。目星をつけていたものは大きすぎたのでそれ…

2019-02-12

父親に虐待されて死んでしまった小4の女の子。その母親もまた暴力を受けていたのだが、女の子を守らなかった罪に問われている。お店で昼ご飯を食べていたら、隣の50代くらいの女性二人組がこの事件のことを話し出した。「いくら暴力にあっていても、母性って…

2019-02-10

大勢の視線に晒される、ということがとても怖くなってしまった。もちろん、誰もわたしのことなんか見てなくて自意識過剰だってことはわかっている。 内気だけが罪だね。わかって欲しいのにわかられようとしない。

2019-02-09

昨日の夜も今日の朝も愛されないことにめそめそと泣いていたけれど、いまはすごく明るい気持ち。 中国から日本に来たばかりの中学一年生の元気な女の子を教えた。中学一年生なのに勉強のやり方がすごく確立していて感心してしまった。わたしは割と小さい時か…

2019-02-07

エーグルドゥースで自分のためにケーキを買う。マリアージュフレールでケーキ4つ分より高い茶葉を買う。 19歳になった。家で紅茶を飲み本を読み塾で年下の子に教える、ということ以外やりたくない。もう入れてしまった予定をキャンセルしたくて泣いている。…

2019-02-04

お酒入りのチョコを口に含み、温かい紅茶でゆっくりと溶かす食べ方。 誰にも好まれやすそうな香りの練り香水。 おそらく読みきれない図書館の本。 ハッピーバレンタインデーと、差し出されたミルキー&龍角散。

2019-02-02

分からないままに勝手に愛して、愛してしまったということで他人の内部を決して分かろうとしないきみは、ただ、善良で愚かで、傲慢で残酷なだけの人間なんだ。だって、愛しただけのつもりのきみには、その愛した他人の中にある「分かられたい」という切実さ…

2019-02-01

コミュニティみたいなもの、ただ集まってわいわいする、みたいな集団がどうにも苦手でインターネットにはそういう人が集まっているのだと思ったら、実はそうでもなくてみんな普通に人と仲良くできていてよくわからなくなる。 このところ目覚ましをかけずに寝…

2019-01-31

哲学書をぱらぱらと読んでいるけれどたぶん半分も理解できていない。でも数うっちゃあたるというか、読んでるうちに少しずつわかってくるだろう、と思って読む。久しぶりの雨はすごくつめたい。 ネットでどのように文章を書いていくかすごく悩む。これも書か…

2019-01-29

テストとレポートで脳みその余力がなかったが、それも今日終わって長い休みがくる。 リハビリとして穂村弘のエッセイを読み、朝吹真理子の『TIMELESS』にとりかかる。 恋の要素が多くてふいうちだった。こんなに乱されるつもりじゃなかった。 わたしはもう誰…

2019-01-26

髪を15センチくらい切る予定が20センチくらい切られてしまった。母には似合うと言われたけれどやっぱり太っていてかわいくない自分の顔が気持ち悪すぎて泣く。泣いてもしょうがないけど泣く以外の感情表現がわからないから。 4000字のレポートは2700字くらい…

2019-01-25

膝がかくんとしたり瞼が痙攣したりする。栄養ドリンクを飲んでやり過ごす。栄養ドリンクって本当に効くんですね、これからも頼ろう。 サブウェイのサンドイッチにスープをつけてさらにパウンドケーキも食べる。食べることに幸せを感じられない日がきたらそこ…

2019-01-24

たった2000字のレポートが書けなくて苦しい1日。もともと与えられているテーマが広く、それを自分の力で絞って書くということがまだ出来ない。取捨選択。 『日本の同時代小説』はとても面白かった。こういう端的でわかりやすくて面白い文章が書けたらいいの…

2019-01-23

消化試合みたいな授業をふたつ受けに行く。教室はうるさいのでイヤホンをする。 グレイス・ペイリーの『最後の瞬間のすごく大きな変化』はいまの気分じゃなかったらしく、表題作すら読まず1.2作目を読んだところで図書館に返す。予約してあった斎藤美奈子の…

2019-01-22

女である以上、どうあがいたって主体にはなりきれないことの苦しみから逃れきることが出来ずに死んでしまった人たち。 生に向き合えば向き合うほどそこには死しかないということは誰にでもわかる。死を知らないふりをし続けることが生きるということ。 自分…

2019-01-21

まだ暗い時間なにか夢をみて起きる。時計をみると6時で予定より2時間早く目が覚めたことがわかる。テストがある日はなんとなく早く起きてしまう。また変な妄想にとりつかれそうになったのでパソコンとスマホをベッドに持ち込んで気を紛らわし、外が明るくな…

2019-01-20

勝手に人を好きになり、その人はどうも共通の知り合いと付き合っているらしい(と私は思っているのだが確かではない)ということを勝手に突き止め、勝手に傷ついている。傷ついている、ということを周囲に表明して被害者ぶるやつが私は嫌いだ。なので私は私…