2019-02-12

 

 

 

父親に虐待されて死んでしまった小4の女の子。その母親もまた暴力を受けていたのだが、女の子を守らなかった罪に問われている。お店で昼ご飯を食べていたら、隣の50代くらいの女性二人組がこの事件のことを話し出した。「いくら暴力にあっていても、母性ってもんがあるんだから子供は守るべきよねぇ…」

けどそれが世の中の大多数の意見なのだろう。

https://news.yahoo.co.jp/byline/sendayuki/20190204-00113654/

この千田有紀の記事を読んでください、って言いたいくらいだった。おそらく彼女たちにも子どもがいるのだろう、私なら子供は絶対に守ると思うのだろう。

でも彼女たちがその母親のことがわからなかったということを「想像力がない」の一言で片付けたくはない。わたしも母性、というものがいかに(虚ろに)作られているかということを勉強しなければそう思ったかもしれない。また、フェミニズムの学者が言っていること全部が正しいわけじゃない。あまりに論理が飛躍しているものもある。

フェミニズムはもっと広まってほしいし理解する人が増えてほしいけれど、わからない人にはわからないことの方が多い。その人たちにわからせる時間を割くよりももっとほかにやりたいことはある。

結局、わたしができるのは、わたしが知ることしかないのだと思う。