朝から嫌なことがおおくて気が滅入る。「自分で自分の機嫌をとる」ために、ツイッター話題になっていたセブンのかたいプリンを食べたら美味しかった。自分で自分の機嫌をとるってだれ発祥の言葉なのかはわからないけれど、あまり好きな言い方ではない。機嫌をとるという概念が好きではないのだと思う、ずっとそれに縛られて生きているから。学校という場所は先生の機嫌をとって良い成績をとっておくと、過ごしやすくなるところなので今までずっともうほとんど癖みたいにそうしてきたわけだけど、もうやめにしたい。
昼にここまで書いても、バイトをすれば忘れてしまうようなこと。今日のバイトは立方体を10個以上かいた。
積んであったジェフリー・フォードの『白い果実』をほとんど一気読みのような勢いで読んでいる。幻想文学で、たしかに舞台や出てくるものは異世界のものなんだけれど、わりと主人公=男による女性蔑視的目線が入ってきて、それが酷いのであまり幻想という感じがしない。そろそろずっしり海外長編を…と思っていたのにわりとあっさり読み終わりそうなので、やっぱりプルーストに取り掛かるしかないのかな?
主人公のマッチョさで思い出したのが、このあいだ大江健三郎の小説を読んでいて、ある人が「マッチョな人は意外と繊細なんだよ、みたいな言いかたありますよね、それって当たり前で、逆ですよね、繊細で脆弱だから『男らしく』ふるまうわけです」と言っていて、思わずにっこり笑ってしまったのだけれど、前からわたしはこの人のことを非常に信頼していて、会うたびに信頼度が増すのでこわいし、あまり深く知りたくも知られたくもないなと思う。だれにも期待したりしないこと。
あしたはなんとなく大学に行く気になれないので休むかもしれない。