2021-08-21(ノート/つるはし)

去年同様、現在のノートの使用状況を備忘録的に書いておく。

 

・三年日記:無印文庫ノート
 去年同様

 

・日記:モレスキン 一番小さいサイズのピンク
 去年同様。そんなに使ってない。

 

・日記:MDノート 文庫横罫
 今年あたまから使用。『最高の任務』を再読し、ちゃんとした文章の、あとから読み返せる日記を書きたい!と思って書いているが、そんなに思い通りのものは書けていない。

 

・雑記:A5ルーズリーフ、またはマルマンのミニルーズリーフ
 以前まで無印のスリムノートをつかっていたが、見返したいのに検索性が悪いというのがネックで、最近はルーズリーフを使用するようになった。マルマンのミニルーズリーフはカード感覚で使えて良いです。読んだ本の内容、映画、考えたこと、あとは卒論に関係しそうなこと。ルーズリーフだとのちのちスキャンもしやすいだろうし(するかわからないけれど)、入れ替え可能だし、書き損じても全然いいし、気楽につかえていい。

 

・ログ:自作A5ルーズリーフ
 これも最近はじめたもので、その日の時間割、読んだ本、聴いた音楽、体調などを書いておくもの。以前は100均の文庫ノートに書いていたけれど、なんとなくルーズリーフで揃えてみようと思って、独自のフォーマットを作成した。さいきんはとても暇なので続いているけれど、どれくらい続くのかは謎。

 

・引用ノート:MDノート 文庫横罫
 去年同様。引用はtumblrに載せるのも好き(さいきんリアクションも少しつくようになった)なので、最近はそんなに使えていないかも。日記と同じノートなので日記に書いてしまうことも多いし。今のノートが終わったら統合されるかもしれない。

 

・ブログ、レポートなど下書き:bear(アプリ)
 年間1300円くらい払ってつかっている。たぶんもともとのメモアプリと大差はないのかもしれないけれど、フォントが綺麗、フォーマットがシンプルで見やすいのと、あとでタグをつけて分類できるというのがたいそう気に入っていて、なかなか離れられない。pdf化するときに中華フォントになるのが解消されれば満点なんだけどなー。

 

アウトライナー、webクリップ:notion
 たいていブックマーク的な感じでWebページを保存しておくのに使う。最近卒論のアウトライナーとしても使い始めた。家計簿や読書の管理にも使おうと思っていたが、面倒で使わなくなった。

 

・本の管理:読書メーター、trello
 再読登録や積読登録、あと本棚を作るのが楽しい読書メーター。trelloは、読了/読書中/図書館本/積読/再読したい/買いたいでリストをわけて、本一冊をカードにして、あっちへやったりこっちへやったりする。あれもこれも読まなきゃ…わー…ってなることが多いから、こういうので見られるようにしておくのは良い。ダブり買い(まだしたことない)防止にも。

 

・映画の管理:filmarks
 さいきんぜんぜんみれてない

 

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あとは、万年筆を使うようになった。プラチナのプレジールと、パイロットのカクノ(極細)。カクノの方が細いので好き。
インクはエルバンの、vert de gris(グリーンブラック)、gris nuage(むらさきがかったグレー)、poussière de lune(暗い紫)を使っている。vert de grisを使うことが多く、大瓶で買ったけれど、どれもお気に入り。エルバンは小瓶で買えて試しやすく、色の名前がおしゃれなところが好き(朝吹真理子もそう書いてた)。

 

書くとき、あなたは言葉を一列に敷く。並び置かれた言葉は坑夫のつるはしである。彫刻家の丸のみ、外科医の探り針である。あなたはそれを駆使して道を敷き、その道をたどる。しばらく行くと、自分が新しい領域にいることに気がつく。そこは行き止まりだ。いや、それとも手堅い主題をつかんだのか。それは明日わかるだろう。いや、今回は来年にならなければわからないかもしれない。
あなたは勇敢に道を敷き、おっかなびっくりその道を行く。道が導くままに進む。その道の果てでボックス状峡谷に突き当たる。報告書を作り、ブルティンを発行する。
あなたの手の内で、そしてきらめきの中で、書きものはあなたの考えを表現するものから認識論的なものに変わっていく。新しい領域にあなたは興奮する。そこは不透明だ。あなたは耳を澄ませ、注意を集中させる。あなたは謙虚に、あらゆる方向に気を配りながら言葉を一つ一つ注意深く置いていく。それまでに書いたものが脆弱で、いい加減なものに見えてくる。過程に意味はない。跡を消すがいい。道そのものは作品ではない。あなたがたどってきた道には早や草が生え、鳥たちがくずを食べてしまっていればいいのだが。全部捨てればいい、振り返ってはいけない。

 

アニー・ディラード『本を書く』、柳沢由実子訳、29-30頁 

 

 茅野のアカウントの中にはいるのはもう諦めているけれど、ツイログもみられなくなってしまったのはかなり残念。痕跡をなにものこさなかった。