2019-06-30(上半期/本)

 

 

一月から体重が4キロくらい軽くなり、服をすとんと着られるようになった。鏡にうつった浮き出た鎖骨を撫でてみる。毎日泣き続けていたような精神状態からは抜け出して、癇癪をおこしたりすることもなくなった。

上半期に読んだ本で、印象に残っているものと読むのを頑張ったものをまとめた。

小説部門

・飛魂(多和田葉子

・地球に散りばめられて(多和田葉子

・犬身(松浦理英子

・葬儀の日(松浦理英子

・恋人たち/降誕祭の夜(金井美恵子

・夢の遠近法(山尾悠子

・TIMELESS(朝吹真理子

・杳子/妻隠古井由吉

・奥のほそ道(リチャード・フラナガン


非小説部門

カミーユ(大森静佳)

・差異と反復(ジル・ドゥルーズ

アセンブリジュディス・バトラー

・ガール・イン・ザ・ダーク(高原英理編)

・八本脚の蝶(二階堂奥歯

・絵画の冒険(小林康夫

・彼女の「正しい」名前とは何か(岡真里)

 

奥歯の存在を知ったことはたぶん大きいと思う。彼女の問題意識とはいくつか共通している。こんなとき、奥歯ならどうするだろうと考えることがある。今年は松浦・多和田を中心に読むと決めていたのだが、やっぱりもうちょっと海外文学も読んでおきたい。後半はウルフをしっかりと読もうかな。