一月から体重が4キロくらい軽くなり、服をすとんと着られるようになった。鏡にうつった浮き出た鎖骨を撫でてみる。毎日泣き続けていたような精神状態からは抜け出して、癇癪をおこしたりすることもなくなった。
上半期に読んだ本で、印象に残っているものと読むのを頑張ったものをまとめた。
小説部門
・飛魂(多和田葉子)
・地球に散りばめられて(多和田葉子)
・犬身(松浦理英子)
・葬儀の日(松浦理英子)
・恋人たち/降誕祭の夜(金井美恵子)
・夢の遠近法(山尾悠子)
・TIMELESS(朝吹真理子)
・奥のほそ道(リチャード・フラナガン)
非小説部門
・カミーユ(大森静佳)
・差異と反復(ジル・ドゥルーズ)
・ガール・イン・ザ・ダーク(高原英理編)
・八本脚の蝶(二階堂奥歯)
・絵画の冒険(小林康夫)
・彼女の「正しい」名前とは何か(岡真里)
奥歯の存在を知ったことはたぶん大きいと思う。彼女の問題意識とはいくつか共通している。こんなとき、奥歯ならどうするだろうと考えることがある。今年は松浦・多和田を中心に読むと決めていたのだが、やっぱりもうちょっと海外文学も読んでおきたい。後半はウルフをしっかりと読もうかな。