2019-09-11から1日間の記事一覧
津島佑子の『寵児』と竹村和子の『愛について』を並行して読んでいると、いやでも母娘という関係について考えてしまう。 フロイトのメランコリー理論をバトラーが読みかえ、さらにそれを読みかえた竹村によれば、娘は母からの分離、喪失を、「母」の体内化に…
津島佑子の『寵児』と竹村和子の『愛について』を並行して読んでいると、いやでも母娘という関係について考えてしまう。 フロイトのメランコリー理論をバトラーが読みかえ、さらにそれを読みかえた竹村によれば、娘は母からの分離、喪失を、「母」の体内化に…